分布:西インド洋、西太平洋、中部太平洋、南太平洋 貝殻は白く、殻表の上下付近にのみ螺溝が入る。 軟体部は半透明の白色で、体表には緑色や茶褐色の細点が密に入る。 また、その上に白色の細点が散在する、 眼点の間に緑色もしくは茶褐色の斑紋が縦に入る。 体表全体がピンク色を帯びる個体も見られる。 近似種のイッポンバカイコガイ Diniatys monodonta とは貝殻の形状が違うとされる。 イッポンバカイコガイは貝殻の膨らみが弱く、軸唇下部に犬歯状の突起が1本あるが生体からの確認は困難。 殻長5mmに達する。 観察地:マダガスカル、パプアニューギニア、インドネシア、フィリピン、日本、パラオ、サモア、グアム、ハワイ、トゥアモトゥ諸島