特徴 体は半透明 その地色は通常一見淡緑色,時に灰緑色あるいは黄白色。 体表は褐色色素による不規則形の小班で 個体によって密に被われたり,背面に2条の縦走帯を形成することもある。 褐色色素は背面突起の上面や腹足面にも分布し,背面突起の下面と触角・口触手には分布しでも少数。微小な乳白色頼粒が体表と背面突起上に多数,腹足面には少数散在する。 背面突起は葉状。 葉状部の周縁は凹凸を繰り返し,凸部に顕著な光沢性頼粒(腺細胞)を内蔵する。葉状部内に侵入する肝臓細管は淡草緑色で,通常不規則な一回分岐。生殖器系の侵入はない。 触角は細長く,二裂。 口触手は比較的長い。 共に耳状。 腹足には横溝がない。 尾は短い。 カサノリをホストとする 分布 日本 種小名 大隅氏への献名 和名 ホストであるカサノリに因む タマナはキャベツのこと